GWが待ち遠しい

大雨の後の快晴の日曜日。寒の戻りだろうか。風が冷たい。だが陽光の力強さは明らかに初夏のそれだ。外気を遮断し日光だけを浴びる車中はもうビニルハウス状態だ。
▼それほど忙しいわけではないが、ぽつぽつと切れずに仕事があるのでなかなか思いきって休めない。僕のような仕事は、いやどんな仕事でもそうだと思うけど、置屋の芸者みたいなもんで、とにかくお客さんの都合が優先される。事務スタッフが出勤してる間に打ち合わせを重ね、ラインが止まる休日に工事をやるので、いつ休むの?ということになりがちだ。
▼役所工事だけでなく民間も、年度末が忙しくて期初が暇なのは変わらない。予算を組んでいざ執行の運びになるのは早くて夏期連休。冬期連休が一番忙しく、そのまま年度末まで忙しい。
▼役所が自己の権益を守るために予算を使いきろうとするのはわかるが、民間がどうして?と思う人もいるかもしれない。一言で言えば税金対策である。期末近くで今期の利益が確定すれば、それ以上残しても税金にもってかれるだけだ。
▼かくして民間でも期末になると穴を掘って埋めるような工事が多発する。税金を進んでたくさん払おうとする(法)人なんて存在しない。誰でも赤字にならないギリギリのところを狙っている。決算が赤字だと銀行からお金が借りにくくなるからだ。こういうことは単純なことだが、学校ではなかなか教えてくれない。社会に出て初めてわかることだ。話が逸れた。
▼さくらは花がすっかり落ちて、それとは気づかないほど緑の葉をつけている。代わりにツツジの花がちらほら目につきはじためた。あれから何年たつのだろう。季節の移ろいは人を待たない。命短し恋せよ乙女だ。
▼越してきて八年。今のライフスタイルにもようやく慣れたのだろう。今年のGWは例年になく充実したものになりそうな気がする。身体中に力が漲っている。これは季節のせいだろうか?それもある。だが僕自身人生において、今が旬でなければいつ旬なの?というような年齢なのだ。
▼いかん、cafegentさんの日記をつまみに晩酌のビールを飲み過ぎたようだ。完全に気が大きくなってるゾ。本日の献立○○の餃子(○○で一番ウマイ)、ダイコンとワカメとツナの和風サラダ。今日は妻が体調不良で食卓が日曜のわりに淋しいものになった。スーちゃんの例もある。女性は強いようで案外弱いので気をつけなければ。(気が強いのは間違いないけどね)