はてなで銀、パパでもどう?

前回で通算100回の投稿となり、銀のはてな市民に昇格した。銅から銀になって何かサービスが変わるのか不明だが、総じてはてなダイアリーには満足している。少なくともNTT西日本のADSL契約を解約したとたん、足掛け三年に渡って書きためたブログが消滅してしまったOCNのblog人とは違うようだ。僕もしつこいね。
▼さて、新潟ではとんでもない豪雨被害が出ているが、列島全体としても天候が不順である。日中30度を超える日もめったにないし、熱帯夜になった日もまだないのではないか。そうこうするうちに七月も終わり。今年はもう冷夏と言ってしまってもいいと思う。残暑はまた別の話だ。なんにせよ夏の建設労働の現場は過酷である。少しでも過ごしやすいにこしたことはない。
▼我々の業界では、夏といえば耐震工事だ。工事は学校が休みの時にやるので、おのずと一番長い夏休みにやることになる。工事の初っ端に、補強する箇所のコンクリートの壁を何枚もぶっこわさなければならないハツリ屋さんは、一年で一番暑い時が一番忙しくて本当に気の毒だ。それだけ大変な思いをしてたくさんお金がもらえるかといえば、同じ一日分の日当である。暇な時期に仕事がなければ収入はゼロだ。
▼日本版「明日に向かって撃て」の「ケンタとジュンとカヨチャンの国」という映画がある。絶望的な日常から脱出して北へ北へと逃避行する主人公の就いていた職業が、このハツリ工だ。松田優作の次男坊ケンタ役の松田翔太がムダにイケメンなのがいい。実際ハツリ屋には時々はっとするほどのイケメンがいる。あとは年寄ばかりだ。ちなみに彼が現在土曜夜9時出演中の「ドンキホーテ」も面白い。
▼話が逸れた。今年の夏の涼しさの話だった。涼しいと言っても夏は夏。ちょっと動けば汗が滴り落ちるが、吹き抜ける風が驚くほど冷たい。雨が降ったり止んだりで湿度は高いのに風はサラっとしている。本当に気持ちいい。ホッとする。地獄に仏だ。救われる。僕も安くできてるね。

ケータイのレンズに傷がついていてあまり写りがよくないのだけど、見えますか?赤トンボが飛んでいます。もう秋ですね。

補強する壁の庇の内側にツバメの巣があって、まだヒナが巣立っていないのか、親鳥が頻繁に餌を運んでくる。僕らの自治体には子育て中のツバメの巣を壊してはいけないという条例があるらしい。ずいぶんゆっくりしてると思ったら、ツバメではなくスズメだった。きっと空き家になったツバメの巣を拝借したんだね。
▼僕が子供の頃はスズメなんてそれこそ掃いて捨てるほどいたけれど、近頃めっきり見なくなった。セミアブラゼミクマゼミにとって代わった。羽が透明でカッコイイクマに比べ、茶色いアブラは不人気だったもんな。
涼風や雀飛び立つ燕の巣
夏休み昭和は遠くなりにけり
▼日曜は例によって妻とデート。まずは長男のバレーの試合を見学。

毎日帰宅が22時を回るほど厳しい練習をしてる割にまるで強くなった感じがしない。相手は県内随一の進学校だったが、きっと練習時間は半分以下だろう。でも生涯賃金の開きは三倍じゃきかないかもしれない。関係ないか。
▼余計なことを考える前に退散して、ヨーロッパの伝統的な住居に想を得た建築家が、自身の理想の空間を実践しているというスペースを訪れる。

「市街地に突然現れるトトロの森」という惹句に期待値は相当高く、真夏の昼下がりを終日過ごすつもりだったが当てが外れた。レストラン一棟、カフェ二棟、雑貨屋、展示場それぞれ一棟ずつのスペースではとてもテーマパークとは言えない。この辺が個人でできることの限界かもしれない。
▼ランチを豪華にすると夜が入らなくなるので軽く済ませ、久しぶりに本屋に寄って新書を二冊買って帰る。今日の晩酌は「ロゼをロックで飲もう」というイオンの提案にわざとのっかってみた。

マズイ。最近酒そのものを美味いと感じることが少なくなった。安酒だから当り前か。まあ妻の料理の引き立て役だな。僕自身、妻の引き立て役みたいなもんだけどね。

今日のメニューはおろし蕎麦の穴子天のせに焼売にコンニャク刺し。

土曜は丸和の餃子に大根と豆腐のサラダ。