釣行

昨日は子供たちを連れて朝きら釣りに出かけた。季節は晩秋だが、空は雲一つない晴天で、日中は暑いくらいの陽射しである。
▼上の子は中3、下の子は小5。二人とも男の子だ。よく難しい年頃と言われるが、二人とも反抗期らしい反抗期もなくすくすくとよく育っている。月末の給料日はまだまだ先だが、月も半ばを過ぎると窮乏期に入る我が家では、妻がお弁当を作ってくれた。僕は妻にも恵まれている。
▼午前中のうちに70?はあろうかというスズキをタモがないために泣く泣くばらし、子供らは随分意気消沈していたが、尺サイズのカレイを一枚あげてなんとか面目を保った。
▼堤防越えに投げる場所で、直接海が見えないため、下の子がつまらないと嫌がってずっと来なかったポイントだが、今回は全くごねなかった。子供の成長を感じるのはこういう時である。知らないうちに大きくなっている。精神的に成長したのではなく、物理的に身長が伸びて堤防を高く感じなくなったのだ。
▼久しぶりに釣った魚を持って帰って食べた。妻が手早く仕上げたカレイの煮付けは、淡白で身が柔らかくとてもおいしかった。もちろんさばいたのは僕だ。