活動期?

薬の副作用だろうか。口内炎がなかなか治らない。先生は「水虫もインキンも場所が違うだけで全く同じものです。飲んでるだけで両方治ってしまうんだから楽なもんですよ」とおっしゃっていたが、そんな簡単なことなら水虫で悩む人なんていないだろう。
▼うちの二人の子供を取り上げてくれた産婦人科の担当医が無愛想だと妻が不安がっていた時に、こう言って諭したことがある。「饒舌な医者も医者が饒舌になる時も注意した方がいいよ」前者は自分の不安を言葉でごまかそうとしている。後者は患者の不安を言葉でごまかそうとしている。愛想がないのは何の心配もない証拠。お医者さんは忙しいのだ。
▼さて今日は妻といっしょに近隣の観光スポットにお出かけ。

しかし「なんとかの小京都」って全国どこにでもあるな。

まずは駐車場横の茶屋で濡れおかきを頬張り小腹を満たす。

参道を通らずに側道を歩くとフィトンチット効果がより高まるね。

本殿横の社務所に厄年を書いた表が張り出されていたが、僕も妻もいつの間にか前厄も後厄も通り越していい年になっていたと思ったら、下の方に「八方塞がり」の表があり、僕の生年月日が書いてあった。

今時期は菖蒲園が見頃だが、入園料が必要とわかり却下。その分ランチに回した方がいい。我々はまだ花より団子が相応しい年頃のようだ。

花菖蒲何れアヤメかカキツバタ

この三つそれぞれ別の花ってご存知でした?何れ以下は慣用句だけど、枕に花菖蒲を加えて俳句風にしてみました。こうすると百花繚乱て感じがいっそう際立つよね。
▼さてランチは何にしようかと話してるうちにふと閃いた。「うちの近所に美味しくて盛りがいい蕎麦屋があるからそこにしよう」ちょうど昼時で家族連れや草野球帰りの大人たちでごった返していたが、運よく座れた。この店のことはお祭りの役員から評判を聞いて、一度だけひとりで来たことがあるが、もうかなり前のことで何を頼んだか忘れてしまった。

妻はぶっかけそばの野菜天、僕は中華定食。頼んでから周囲を見渡すとみんな同じものを食べている。期せずして一番の人気メニューを注文したようだ。実にうまい。とんねるずの木梨が一番好むタイプの味だ。知らないけど。僕たち夫婦は人生の楽しみ方を知っている。いつか後ろから刺されるな。
▼最近子供が大きくなって、新婚夫婦みたいに二人であちこち遊び歩いている。あとは先立つ物だけだが、ボーナスも子ども手当も実際にはまだ入金していないのに、入る当てがあるというだけで人のサイフは緩むもんだ。やっぱり景気はマインドが重要だね。梅雨の合間の大満足のホリデーでした。