復活！ウチゴハン劇場

ウチゴハン劇場休業宣言を妻に見つかって怒られてしまった。「わたしの料理見るの楽しみにしてるのに！」って誰が？まあ自分大好き人間の妻はともかく、みんなも中年男の愚痴より他人の食卓見る方が楽しいに決まってるよね。ということで今日からまた復活しまーす。

どうです。ガードマンが新ジャガを箱で持ってきてくれたのだ。箱ですよ箱。ジャガ芋なんて箱でも値は知れてるが、やっぱりうれしい。ホント、にくいほど心得てるよ。
▼やっぱり気持ちは伝え方が大事だね。「どんなに愛していても言葉にしないと伝わらない」とは男女間のコミュニケーションでよく言われることだけど、人間関係全てに言えることだ。想いより言葉、そして言葉よりモノだ。けどそんなことは学校では教えてくれない。むしろ徳育の授業では全く逆のことを教えたりする。真心が大事だと。それで僕らは女の子のケツを追っかけるようになってから実践でヒドイ目に合うってわけだ。そうやって自分で学習するしかないんだな。
▼大人ってどうして子供に建前しか言わないんだろう。僕が世の中で一番確かだと思う法則は「ギブアンドテイク」だけど、そんなこと今の会社で社長に言われるまで誰も教えてくれなかった。「相手にとってメリットになることをこっちが提示しないで、いったい誰がタダでこっちに都合のいいことだけしてくれるんだ？」そして営業マンとは常に「仕事を発注する代わりにオマエは何を持ってこれるのか」ということを問われ続ける職業だ。まあ僕には笑顔くらいしかないけどね。
▼昨夜はそのガードマンの新ジャガでこしらえたジャガ芋もち（チーズ入り）にマーボ茄子に豆腐サラダにガーリストーク。

ガーリストークは切り方を変えてより本格的に姿を変えた。ほとんどパン屋なみだ。引きずられてマーボ茄子の切り方も同じになってる。
そして今日のメインは妻のオリジナル、新ジャガの豚肉巻きバジル風味。付け合わせはワカメの酢の物にガーリストーク。

ジャガラー揃いの我が家は狂気乱舞だ。
「ガードマンよっぽどパパのことが好きなんだね」
この子たちも僕に似て、人を疑うということを知らない。それは僕たち夫婦が彼らに無償の愛を注いでいるからだ。僕と同じように将来苦労するだろうな。
▼でもいくら苦労することになっても学習する順番としては、まず無償の愛→世の中はギブアンドテイクだ。これが逆だとひねくれた子供→大人になって愛に目覚めるとなってしまう。そんな吉田栄作みたいな奴と友達になりたくないよね。そして〆はとろろソバなのだった。

感涙。ママ、ありがとう！感謝感激雨アラレ、ウチゴハン劇場最高！