平日のデート模様

さて、昨日は先週の日曜出勤の代休日だった。もう次の日曜の方が近いくらいの遅い代休だが、去年の今頃のブログを見ると、2月13日に年明け最初の休日という記述があり、3月1日に映画を見に行ったとあるから、それに比べれば週に一度休めるだけでも今年は天国だ。
▼やはり監督が二人来ているのが大きい。しかしよく考えてみると去年も二人来ていたのだから、個人の能力の差というのは厳然と存在すると言わざるをえない。いくら真面目でも指示待ち人間は使えない。いったん現場を預かったからには営業なんかに口出しさせないというくらいの多少生意気なやつの方が役に立つ。
▼この年になると自分のことはもちろん、いろんな人のこともよくわかる。同僚だけでなく、職人の世界でも同じだ。免許や資格をたくさん持っていて身体能力もあるのに「ああ、この人はこの先何年経っても一生同じだな」という人はいる。そういう人たちの共通点は、自分の頭を使って考えようとしないことだ。目の前の仕事を工夫してやろうとしない。明日の仕事の準備に思いをめぐらせようとしない。その先の人生も推して知るべしだろう。
▼頭を使うと言っても学歴に代表される学力は関係ない。考えるとは、自分のやり方でやろうとする意志のことだ。他人の軍門にくだりたくはないという強い気持ちがいわゆる「人間力」を決定する。社会に出て通用する人間の価値は、学歴でも容姿でもなくこの人間力だけである。
▼休みを利用して無呼吸と水虫の月イチの検診をすませるともうお昼だ。午前中髪の毛のカラーリングに行ってきた妻と午後からデート。ランチはよく利用する製麺工場直営のうどん店。

流行の讃岐うどんチェーンと同様セルフでお盆にトッピングの天ぷらやフライをとっていき、最後に基本の麺類を選択するシステムだが、価格はその手のチェーンの半値に近い。
▼ショウガ入りのうどんでカラダをあっためた後はショッピングモールに回って妻がパート先の社長に渡すバレンタインの義理チョコを吟味。

どうですか、このぶどうパン(もっと洒落た名前かもしれない)の重量感は。冗談でなくパンが重すぎてトングでトレイにのせるときに落としそうになる。今はどこのスーパーも出口付近にパン屋がない店はないが、このパン屋はあなどれない。

帰りの車でつまみ食い用に買ったいちじくとくるみのパンも絶品だった。
▼夕食は茹でたパスタにトマトソースと前日の残りのカレーをかけた二種類のスパと、やはり前日の残りのビーンズサラダ。

写真を撮り忘れていた分を取り戻した感じ。そしてベルギービールのアテはブルーチーズ&クラッカー。

鼻が曲がるほど臭いがうまい。
▼カレースパを食べながら学生の頃下宿近くの喫茶店でバイトしたことを思い出した。店のパスタは三種類のみ。ミートソース、ナポリタンにカレーをかけたインデアン。カレーライスと全く同じルーをパスタにかけてインデアンだなんて新鮮な驚きだった。愚にもつかないことにいちいち驚いて、あの頃はほんとにチェリーボーイだったよなあ。