年度替わり

今日で3月も終わり。長かった冬もようやく終わりに近づいてきた。通勤の行き帰りの坂にかかる桜もいつのまにか花をつけていたな。冬から年度末が忙しい仕事だけに春の訪れが心底うれしい。懸案の大型工事も先日検査をパスしてようやく一息つけた。
▼一昨日はいつものやきとり屋で同僚とささやかな打ち上げ。検査5分前まで重機が動いて工期に間に合うか肝の冷える現場だったが、仕事の話は一言も出ず中高の頃の部活の話題で盛り上がった。
▼同僚はテニスのインターハイに出たことがあるという。僕も柔道では全国レベルの指導者に恵まれた。社会に出て仕事などで難しい局面に立たされた時役に立つのは、こういった若いころの厳しい鍛錬の経験だけだと思う。本当に苦しい場面を乗り越えるには知識やスキルも大事だが、やはり一に体力二に体力だ。
▼大きなものに気をとられていると小さなものがおろそかになる。処理しなければならない案件がたまっているがなかなか手につかない。たまに休んでリフレッシュしないとホントに仕事の能率が悪くなる。
▼一難去ってまた一難。戸外は昨夜からびょうびょうと強い風が吹いている。これからさらに風雨が強まり春の嵐となる予報だ。期待と不安の高まる春を象徴するような天気である。

昨晩のウチゴハンは煮込みハンバーグ。料理がうまい妻の唯一の弱点はハンバーグが硬いことだが昨日は軟らかく仕上がっていた。
▼余談になるが、妻は同系のロールキャベツも硬くて、僕はロールキャベツが嫌いな食べ物になってしまった。もっともロールキャベツなんて元々好きじゃなかったのかもしれない。学生の頃新宿の老舗洋食店「アカシア」の名物ロールキャベツを食べに行ったことがある。その時はありがたがって食べたけど、正直ちっともウマイと思わなかった。それが証拠に一度行ったきり二度と行かなかったもんな。なんでもそうだが、二回目があるかどうか、それが全てだ。