雨だれブログ

予報より早く降り始めた雨が丸二日降り続いてやんだ。どっかの気象予報士が「九日間の連休中一日も雨が降らないというのはちょっと難しい」と言っていた。週に一度よりもう少し多いくらいの頻度だ。僕のブログの周期とだいたい同じくらい。
▼試しに一年前の今頃を振り返ってみると、ほぼ二日に一度のペースで精力的に更新している。そういえば妻に「あなたってパワーブロガーよね」と言われたことがあったっけ。自分では気づかないけれど、その頃に比べれば、見る人が見ればかなりネタ切れ、または息切れしているように見えるかもしれないな。
▼去年のGWについてはこのブログで確認することができる。例年期初は工事がなく、かつ震災の影響でお祭りも中止、かつ上の子の新入学関連の出費で遠出する金もなく、ずっとうちでゴロゴロしていた様子がよくわかる。一昨年は前半友人と初めての大阪観光、後半お祭りだった。その前はもう忘れてしまった。おおかた前半仕事、後半お祭りの繰り返しだろう。
▼時に昨日は忌野清志郎の命日だった。喉頭ガンからの奇跡的な復活も束の間ガンが再発し、ほどなく亡くなった。清志郎は本当に僕の憧れの人だった。いくつになってもピチピチのスパッツが似合う細身の体型はマネしようもないが、気持ちだけはあんな風にカッコよく年を重ねていけたらなとずっと思っている。
▼RCのナンバーは曲もイカシテルが、とにかく詩がいい。僕は「トランジスタラジオ」に出てくるような自由な高校生じゃなかった。授業中に彼女の横顔を盗み見ても、屋上に寝転んでラジオを聴いたりはしなかった。「スローバラード」のような恋もできなかった。六大学野球は行ったけど、市営グランドの駐車場で二人で毛布にくるまったりはしなかった。そして今、飲み会で場を盛り上げるために頭にネクタイを巻き、テーブルに乗って「雨上がりの夜空に」を熱唱するも、もちろん感度サイコーのオマエに乗れはしない。
▼自分とはまるでちがう、真似できない、だからこそ憧れる。人に憧れる心理ってそういうもんだろう。でも今の自分がキライなわけじゃない。それじゃあ優生思想に憑りつかれたちんちくりんのヒトラーと同じだ。健全なる精神は健全なる自尊感情に根差す。妻や長男を見ているとつくづくそう思う。人は誰であれ無条件に自分を愛してかまわないのだ。


火曜はそんな妻の自信作スパムロールにパスタ。

水曜は鶏肉の梅肉ロールほか菜々。

最近デザートの冷凍マンゴーの味が変わったと思ったら、百均からブラジル人御用達の店に変えたらしい。こっちの方が断然甘くてボリューミーだ。しかしなによりのヒット作は会社の現業のおばちゃんからいただいたイチゴ。実家に帰省したとき以外はスーパーの安売しか口にしたことのない子どもたちも大喜びだ。