夢見る頃を過ぎても

彼岸明けの日曜は束の間気温が下がったものの、今週は再び30度を超える日々に逆戻りだ。やはり列島直撃の台風が夏の名残りをさらっていってくれるのを待つしかないのかな。楽しみにしていた仲秋の名月にも暗雲が垂れ込めている。
▼一昨年秋よりひっそりと始まった当ブログも、二年足らずでようやく五万PVを超えた。尊敬する人気ブロガー女史の月平均150万PVという驚異的な数字とは比ぶべくもないが、ひとつの区切りにはなる。2005年にスタートした女史のブログには、2008年にアクセス数が飛躍的に伸びたとある。僕も淡い期待を抱きつつ、あと一年続けてみようか。
▼しかし突然消失したOCNのブログサービスも含めると、三、四日に一度の更新ペースとはいえ、実に五年の長きに渡って書き接いできたことになる。単なる日記ならこうはいかない。やはり「もしかすると誰かが読んでくれているかもしれない」「おもしろいと思って更新を楽しみにしている人がいるかもしれない」という思いが、ブログを続ける原動力になっているのは間違いない。☆も半年ぶりだとうれしさもひとしおだ。bilbao-jpさん、ありがとう!
▼さて、記念すべき五万PV突破の回のお題は何にしようかと考える。僕のブログをざっくり分類すると、①日常生活(妻とのデート時々仕事)②時事ネタ(いじめ問題時々尖閣)③学生時代の思い出(コイバナ時々フランス文学)④①②③のミックスとなるが、どれにしようか思案するうちにどうやら眠り込んでしまったようだ。
▼すると夢の中に僕が一番好きだったあの人が現れた。去年の彼女の誕生日には彼女との想い出について書いたけれど、今年は息子の謹慎その他で触れずじまいだった。夢の中で僕は性懲りもなく彼女に電話をかけ、あの時と同じように彼女を困惑させていた。現実と違うのは、そのあと彼女がうちを訪ねてきて子どもたちの世話をしてくれたこと。僕は仕事で不在なのだが、夢だからその様子は見えるのだ。
▼彼女はハードカバーの本を二冊置いていった。それは僕にとってはどうでもいいものだった。そんなことより僕の子どもの世話をしてくれたことがうれしかった。でも彼女にとっては、本は大事なものだったに違いない。22年前、現実の彼女も僕に本を貸してくれた。そして僕は彼女とうまくいっている間にはそれを読もうとしなかった。彼女との関係が決定的にこじれた後で、僕は彼女に返すためだけにその本を読まねばならなかった。それは塗炭の苦しみだった。読書がそんなにつらいものだったことは、後にも先にもその時以外にない。
▼もちろんこのブログを支えているのは妻のウチゴハンだということも忘れちゃいないよ!

月曜はチキンソテーになんちゃってカニサラダ。

火曜は筑前煮に冬瓜の煮物にステーキ!いったいどうしちゃったの?水曜は撮り忘れで木曜は豆腐サラダに牛肉とピーマンのパスタ。

そして金曜はギョウザ。

毎回思うのだけど、せっかくの手料理に器がついていってないな。少しずついいものをそろえていこうか。