寒中

この時期らしい厳しい冷え込みが続いている。正月が穏やかだっただけにギャップに苦しむ。この寒さも明日までの予報。もう少しの辛抱だ。
大寒の1月20日、米大統領就任式が行われた。

ここ三代続けて二期八年の任期を満了しているので、オバマ、ブッシュ、クリントンのたった三人で四半世紀が過ぎたことになる。政策の継続性という点からはいいことだとか、いろいろ感想はあるかもしれないが、僕は単純にあっという間だと思った。そんなに時間がたった気がしないのに、確実に24年の歳月が過ぎている。
▼過去ログにも書いたが、僕は父ブッシュの就任式以来なぜか日本時間で深夜になるこの米大統領就任式を見るのが習慣になってしまった。

吐く息も白い身を切るような極寒の中での宣誓式こそ、新しい政権の清新な船出に相応しい。その意味で今回の就任式は僕のイメージする就任式とは違った。これが僕の感想の全てだ。

▼さて、その日は妻がヨガ教室の日で、相変わらずテレビは面白くなく、団塊スタイルを見ていたのだが、風吹ジュンには本当に癒される。

それはともかくその日は喫茶店特集でいろんな喫茶店が紹介されいた。その中になんと前回エントリに書いたジャズ喫茶が出てきたではないか。こんな偶然てあるのだろうか。いろいろ嫌なこともあるけれど、ささやかな喜びもあるのが人生だ。
▼先々週の年明け最初のピークを乗り越えて先週土日は楽勝モード。とりあえず作業員がヒトケタなら余裕である。日曜は久々にゆっくり朝食をとって現場はお任せで午前中事務処理。人と会わないで済むだけで全くストレスがない。逆にいえばいかに自動化機械化されようとも、仕事の肝はやはり対人関係にあるといえる。
▼ヨガの朝練から戻った妻と午後から新年のお参り。松の内も過ぎてかなりたつのに結構な人出である。

実家で初詣は済ませているが、妻がこちらでも行っておきたいという。僕にはない美徳だ。何度も書くが、こういうことは迷信というより心構えの問題である。いってみれば大統領就任式に参加する米国民のようなものだ。家族の無病息災のためにできることはなんでもやっておきたいわけだ。僕も妻の隣で一年の無事を祈った。

▼さて、恒例のウチゴハンであるが、今クールは寒いこともあり鍋が多かった。先々週月曜のチキングリルをのぞけば、あとはミネストローネ→シチュー鍋→カレー→シチュー→トマト鍋→クリームパスタ→豆乳鍋→カレー鍋→クラムチャウダーと、鍋またはカレーまたはシチューのバリエーション。分類学上はほぼ同類に属する。妻に言わせると「味噌汁が毎日出ても不思議に思わないでしょ」とのこと。










▼続いてお弁当。









こうしてみるとゴハンとオカズの右左と光の具合以外に違いを探すのが難しいくらいだ。手抜きののっけ弁が逆に変化を与えてくれている。しかしこんなのは全然幸せな方なのだ。世の中にはいろんな人がいる。僕はホントに中途半端だ。つきぬけないと。